专利摘要:
MIMO無線通信デバイスは、二重偏波アンテナオペレーションモード及び単一偏波アンテナオペレーションモードをサポートする。アンテナモード選択は、通信チャネル・マトリックスに対応する信号対雑音比情報及び/又はランク情報に応じて実行される。通信デバイスの処理チェーンのうちの一つは、アンテナモード選択に応じて、第1及び第2の偏波方向アンテナ(例えば、垂直偏波アンテナ及び水平偏波アンテナ)間で切り替えられる。様々な実施態様において、高SNRユーザのために二重偏波モードが有利に使用されるが、受信電力によりキャパシティーが制限される低SNRの領域では、単一偏波アンテナ構成(時々、空間MIMO構成と呼ばれる)が使用される。
公开号:JP2011514748A
申请号:JP2010546919
申请日:2009-02-13
公开日:2011-05-06
发明作者:アンレディー、ビクラム・アール.;ウ、シンジョウ;ラロイア、ラジブ
申请人:クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated;
IPC主号:H04B7-10
专利说明:

[0001] 様々な実施態様は、無線通信デバイスに関し、より詳しくは通信デバイスにおいて二重偏波オペレーションモード及び単一偏波オペレーションモードをサポートするための方法及び装置に関する。]
背景技術

[0002] 多重入力多重出力システム(MIMO)において複数のアンテナを使用することの重要性がよく理解された。しかし、多くの焦点は、垂直偏波空間アンテナ・アレイ構成(vertically polarized spatial antenna array configurations)の使用にあった。]
[0003] 空間MIMO構成が非常に効果的であることがわかったが、幾つかの問題がそのような空間構成に依然として存在する。大部分のセルラーの伝播シナリオ(propagation scenarios)は、空間MIMOチャネル・マトリックスにランク落ち(rank deficient)をもたらす強い支配的な経路(strong dominant path)の存在によって、特徴付けられる。さらにまた、空間構成における素子間スペーシングの要求は、モバイルデバイスをますますコンパクトにする一つの試みとして、モバイルデバイスの許されるスケールダウンの量を制限する。また、空間アンテナ・アレイのために生じる干渉は、垂直偏波アンテナと水平偏波アンテナとの間の干渉と比較して、非常に高い。それゆえ、上記の理由の一つ又は複数のために、単一偏波アンテナ方向をもって空間アンテナ・アレイを使用するアプローチの上に、異なって偏波した複数のアンテナを使用するアプローチを実装することに利点が存在し得る。]
[0004] 上記の議論を考慮して、モバイルデバイスの小型性及びサイズを損なうことなく、また、使用中にあまりにたくさんの複雑さを現システムに加えることなく、強い支配的な経路により特徴付けられる伝播シナリオにおけるユーザ・エクスペリエンス(user experience)を改善するために、改善された方法及び装置が開発されることができるならば、それは望ましいであろう。]
[0005] 単一偏波アンテナオペレーションモード及び二重偏波アンテナオペレーションモードを使用することができる通信デバイスを操作するための方法及び装置が説明される。]
[0006] 偏波ダイバーシティーは、情報信号が直交偏波上で同時に送信及び受信されるシグナリング・ストラテジーを指し示す。一つの例示的な実施態様において、通信デバイスは、基地局において及び/又はモバイル局においてコンパクトなアレイ構成を与えるために、配列された(collocated)複数の直交偏波素子をもつ二重偏波アンテナを使用する。強い支配的な成分をともなう伝播シナリオにおいてさえ、そのような二重偏波アンテナ構成は、少なくとも2の自由度を提供する。また、それはMIMOチャネル・マトリックスの素子間の低い相関関係を達成し、その一方で、コンパクトなアレイ構成を持つ。]
[0007] 様々な実施態様は、無線通信デバイスに向けられ、それにおいて、賢明に(judiciously)選択されたアンテナ・サブセットがデバイスにより使用されるように、アンテナ選択技術が適用された。デバイスは、二重偏波オペレーションモードと単一偏波オペレーションモードとの間で切り替わる。幾つかの実施形態においては、二重偏波オペレーションモードと単一偏波オペレーションモードとの間の選択は、チャネル品質推定(例えば、SNR測定値(measurement)、ランク情報、及び/又は、チャネル品質表示値(indicator value))に基づき、又は、アンテナモード表示信号に応答する。幾つかの(ただし、必ずしもすべてではない)実施態様において、二重偏波モードが使用される場合に、異なるデータが、異なる偏波アンテナの各々の上で(例えば、データがそれを通して送信され得る異なる通信パイプとして動作している各々の偏波で)通信される。単一偏波オペレーションモードにおいて、幾つかの実施態様では、同一のデータは、同一の偏波をもつ二つ以上のアンテナ素子を使用して送信される。単一偏波オペレーションモードにおいて、幾つかの実施態様では、複数のアンテナ素子は、送信デバイスと受信デバイスとの間の単一偏波に対応するデータ・パイプをサポートするために、共に動作する。あるいは、幾つかの実施態様では、チャネル・マトリックスが、二つのストリームが受信機で分離されることができることを示すランク2である場合に、単一偏波オペレーションモードにおいて、二つの異なるデータは、異なるアンテナから通信される。]
[0008] 通信デバイス(例えば、基地局のようなアクセスノード又はモバイルノードのような無線端末)は、様々な実施態様に従って、第1の方向に偏波した第1のアンテナ素子と、第2の方向に偏波した第2のアンテナ素子(前記第1及び第2の方向は少なくとも45度異なっている)と、前記第1のアンテナ素子に接続された第1の信号処理モジュールと、前記第2のアンテナ素子に接続された第2の信号処理モジュールとを含む。無線通信デバイス(例えば、アクセスノード又は無線端末)を操作する例示的な方法は、様々な実施態様に従って、二重偏波アンテナオペレーションモードにおける第1の期間の間に動作することと、単一偏波アンテナオペレーションモードにおける第2の期間の間に動作することを含み、前記第1及び第2の期間は異なるものである。]
[0009] 様々な実施態様が上記概要で述べられたが、必ずしもすべての実施態様が同一の特徴を含むというわけではなく、また、上述された特徴の幾つかは必ずしも必要ではなく、幾つかの実施態様において望ましい場合があることは、認識されるべきである。様々な実施態様の多数の更なる特徴、実施態様及び利点は、後に続く詳細な説明で述べられる。]
図面の簡単な説明

[0010] 図1は、様々な実施態様に従って実装される例示的な通信デバイスを説明する。
図2は、実施態様に従った、選択されたオペレーションモードにおいて通信デバイスを操作するための例示的な方法のステップを示すフローチャートを説明する。
図3は、更に他の実施態様に従った、選択されたオペレーションモードにおいて通信デバイスを操作するための例示的な方法のステップを示すフローチャートを説明する。
図4は、図1に示される無線通信デバイスにおいて使用され得る例示的なメモリを説明する。
図5は、MIMOオペレーション及びアンテナ切り替えをサポートする二つの無線通信デバイス(各々のデバイスは、垂直方向に偏波された二つのアンテナ及び水平方向に偏波された一つのアンテナを含む)を含む例示的な通信システムの図である。
図6は、空間又は二重偏波構成による2×2のMIMOのキャパシティー性能を説明する図である。
図7は、一つの例示的な実施態様に従った、例示的なタイミング構造における評価インターバル及びデータ・インターバルを含む例示的なインターバルのシーケンスを説明する図を含む。
図8は、一つの例示的な実施態様に従った、例示的なタイミング構造における評価インターバル及びデータ・インターバルを含むインターバルの他の例示的なシーケンスを説明する図を含む。] 図1 図2 図3 図4 図5 図6 図7 図8
詳細な説明

[0011] 図1は、様々な例示的な実施態様に従って実装される、例示的な通信デバイス200を説明する。例示的な通信デバイス200は、例えば、例えば基地局のようなアクセスノード又はモバイルノードのような無線端末である。無線端末は、時々、アクセス端末又はエンドノードと呼ばれる。無線通信デバイス200は、第1のアンテナ202、第2のアンテナ204、第3のアンテナ206、アンテナ切り替えモジュール208、受信/送信(Rx/Tx)切り替えモジュール210、第1の送信機モジュール212、第1の受信機モジュール214、第2の送信機モジュール218、第2の受信機モジュール216、アンテナモード選択モジュール224、チャネル品質判定モジュール234(例えば、チャネル品質を推定するためのチャネル推定器モジュール)、合成モジュール236、第1のシンボル・リカバー・モジュール238、第2のシンボル・リカバー・モジュール240、入力デバイス242、入出力(I/O)インタフェース244、出力デバイス246、プロセッサ250、メモリ・ユニット248、送信機/受信機制御モジュール247、及び、出力信号モジュール249を含む。I/Oインタフェース244は、通信デバイス200とインターラクトするためにユーザにより使用されることができる、入力デバイス242(例えば、キーパッド、マイクロフォン、カメラ、キーボード、マウスなど)、及び、出力デバイス246(例えば、ディスプレイ、スピーカなど)に接続される。幾つかの実施形態においては、複数の個々のアンテナが使用されるように説明される;個々の異なるアンテナの代わりに、複数のアンテナ素子付きの単一のアンテナ・アセンブリが使用されても良いことは、認識されるべきである。例えば、アンテナ・アセンブリの一部である、第1の方向で偏波する第1のアンテナ素子、第2の方向で偏波する第2のアンテナ素子、及び、第1の方向で偏波する第3のアンテナ素子が、幾つかの実施態様で使用される。] 図1
[0012] 送信機モジュール1 212は、エンコーダ215及び変調器213を含む。エンコーダ・モジュール215は、DT1情報(例えば、ユーザ・データを表す情報のビット、制御信号など)を処理し、送信されるべきシンボルを生成するために変調器213により用いられる符号化ビットを生成する。送信機モジュール2 218は、エンコーダ227及び変調器225を含む。エンコーダ・モジュール227は、DT2情報(例えば、ユーザ・データを表す情報のビット、制御信号など)を処理し、送信されるべきシンボルを生成するために変調器225により用いられる符号化ットを生成する。受信機モジュール1 214は、フィルタ217及びアナログ・デジタル・コンバータ219を含む。フィルタ217は、望ましくない周波数及び雑音を除去し、A/Dコンバータ219は、フィルタリングされたアナログ信号を、デジタル信号に変換する。受信機モジュール2 216は、フィルタ221及びアナログ・デジタル・コンバータ223を含む。フィルタ221は、望ましくない周波数及び雑音を除去し、A/Dコンバータ223は、フィルタリングされたアナログ信号を、デジタル信号に変換する。]
[0013] I/Oインタフェース244、プロセッサ250、メモリ248、出力信号モジュール249及び送信機/受信機制御モジュール247は、様々なエレメントがデータ及び情報を交換できるバス252を介して連結される。メモリ248は、ルーチン群及びデータ/情報を含む。プロセッサ250(例えば、CPU)は、通信デバイス200のオペレーションを制御するために、また、方法(例えば、図2のフローチャート100の方法又は図3のフローチャート300の方法)を実行するために、メモリ248中のルーチン群を実行し、データ/情報を使用する。] 図2 図3
[0014] 幾つかの(ただし、必ずしもすべてではない)実施態様において、通信デバイス200は、チャネル品質情報送信制御モジュール232に接続されたチャネル品質表示(CQI)信号生成モジュール230をもっても良い。様々な実施態様において、通信デバイスは、アンテナモード表示信号送信制御モジュール222に接続されたアンテナモード表示信号生成モジュール220を含む。幾つかの実施形態においては、I/Oインタフェース244は、通信デバイス200を他のデバイスに(例えば有線又は光ファイバー・コネクションによって)接続させるためのコネクションを持つ。]
[0015] 様々な実施態様において、アンテナモード選択モジュール234は、アンテナモード表示信号検出モジュール226及びチャネルベース・アンテナモード決定モジュール228のうちの一つ以上を含む。アンテナモード表示信号検出モジュール226は、アンテナモード表示信号の受信を検出するためのものであり、また、二重偏波オペレーションモードと単一偏波オペレーションモードとのうちの一つを示す情報をリカバーするためのものである。]
[0016] 第1の方向(例えば、垂直方向)で偏波する第1のアンテナ202は、アンテナ切り替えモジュール208に接続される。第2の方向(例えば、水平方向)で偏波する第2のアンテナ204もまた、アンテナ切り替えモジュール208に接続される。第1の方向で偏波する第3のアンテナ206もまた、アンテナ切り替えモジュール208に接続される。第2のアンテナ204と第3のアンテナ206との間の切り替えは、アンテナ切り替えモジュール208により、アンテナモード選択モジュール224からの切り替え制御信号に応じて、実行される。それゆえ、アンテナ切り替えモジュール208は、第2及び第3のアンテナ(204、206)を信号処理モジュール(例えば、受信機モジュール2 216又は送信機モジュール2 218)に接続させるのに用いられ、また、アンテナ切り替えモジュール208は、その時々で、i)第2のアンテナ204及びii)第3のアンテナ206のうちの一つと、信号処理モジュールとの間に信号を選択的に通過させる。]
[0017] 第1及び第2の方向は、互いに他と少なくとも45度異なる。幾つかの実施形態において、第1及び第2の方向は、実質的に直角である。様々な実施態様において、第1の方向は垂直方向であり、第2の方向は水平方向である。]
[0018] Rx/Tx切り替えモジュール210は、送信機/受信機制御モジュール247からの信号に応じて、アンテナ切り替えモジュールを送信機モジュール(212,218)又は受信機モジュール(214,216)のいずれかに接続する。第1のアンテナ202に関して、アンテナ切り替えモジュール208及びRX/TX切り替えモジュール210は、共同して、第1のアンテナ202を、送信機モジュール1 212又は受信機モジュール1 214のいずれかに接続させる。]
[0019] 第2のアンテナ204又は第3のアンテナ206(いずれがいつアンテナ切り替えモジュール208を介して選択されたとしても)は、送信機/受信機制御モジュール247からの制御信号に応じて、RX/TX切り替えモジュール210を介して、受信機モジュール2 216又は送信機モジュール2 218のうちの一つに接続される。]
[0020] 第1のアンテナ202が、一つの信号処理モジュールである受信機モジュール1 214に接続され、第2のアンテナ204が、もう一つの信号処理モジュールである受信機モジュール2 216に接続されると考えると、受信機モジュール(214,216)は、同一の周波数をもち且つ異なる偏波をもつ第1及び第2の受信信号からデータをリカバーするために使用される。その代わりに、第1のアンテナ202が、一つの信号処理モジュールである送信機モジュール1 212に接続され、第2のアンテナ204が、もう一つの信号処理モジュールである送信機モジュール2 218に接続されると考えると、送信機モジュール(212,218)は、同一の周波数をもち且つ異なる偏波で送信されるべき第1及び第2の信号を生成するために使用される。]
[0021] 幾つかの実施態様については、通信デバイス200は、各パイロット信号を、それぞれ、第1及び第2の送信機モジュール212及び218を使用して、複数の第1の偏波方向のアンテナ、アンテナ202及び206(例えば、垂直偏波アンテナ)を介して、エアーリンク上に送信する。例えば、そのような実施態様において、通信デバイス200は、二重偏波オペレーションモードと単一偏波オペレーションモードとの間の初期の選択が基づくチャネル推定を容易にするために無線端末(例えばモバイルノードなど)にパイロット信号を送信する、アクセスノード(例えば基地局など)である。様々な実施態様において、アクセスノードは、オペレーションモードにかかわりなく、選択されたアンテナ上でパイロット信号を送信する。例えば、単一偏波モードにおいて、デバイス200(例えば、アクセスノード)は、第1のアンテナ202及び第3のアンテナ206上でパイロット信号を送信し、一方、二重偏波モードにおいて、通信デバイス200(例えば、アクセスノード)は、第1のアンテナ202及び第2のアンテナ204上でパイロット信号を送信する。そのような送信されたパイロット信号は、単一偏波オペレーションモードと二重偏波オペレーションモードとの間で切り替わるべきかどうかを判定する際に利用されることができ、そして、幾つかの実施態様において、そのように利用される。]
[0022] さて、通信デバイス200が、例えば、モバイルノードのような無線端末(時々、アクセス端末と呼ばれる)である例示的な実施態様を考える。幾つかの実施態様については、受信機(214,216)は、チャネル品質を推定するために、受信信号(例えば、受信されたパイロット信号を含む受信信号)を、チャネル品質判定モジュール234(例えば、チャネル推定器モジュール)に供給する。チャネル品質判定モジュール234は、受信信号からチャネル品質表示を生成する。該チャネル品質表示は、信号対雑音比値を含む。他のチャネル品質表示は、デバイス200への送信に使用される送信機アンテナと、該送信機アンテナと同じ偏波をもつデバイス200中の受信アンテナとの間のチャネル・マトリックスに対するランク情報を含む。他のチャネル品質表示は、更なる信号対雑音比(例えば、各々の送信アンテナ/受信アンテナ・ペアについての独立した信号対雑音比号)を含む。幾つかの実施形態においては、チャネル推定モジュール(例えば、チャネル推定器モジュール234)により実行されるチャネル品質推定オペレーションは、複数の信号対雑音比(SNR)を判定すること、通信チャネル・マトリックスに対応するランク情報を計算すること、及び/又は、他のチャネル推定情報を判定することを含む。]
[0023] チャネル品質判定モジュール234(例えば、推定器モジュール)は、SNRサブモジュール251及びランク・サブモジュール253を含む。チャネル推定器モジュール234のSNRサブモジュール251は、個々の通信チャネルに対応する受信機モジュールから、(例えば個々のフィードに対応する)SNR測定を実行する。チャネル推定器モジュール234のランク・サブモジュール253は、受信機モジュール1 214及び受信機モジュール2 216の両方からの信号に対応する通信チャネル・マトリックスについて、ランク情報(例えば、ランク値)を判定する。]
[0024] チャネル品質判定モジュール234は、受信機モジュール(214,216)に接続され、これを介して、モジュール234は、評価のための入力信号を受信する。幾つかの実施形態においては、チャネル判定モジュール234はまた、アンテナモード選択モジュール224のチャネルベース・アンテナモード決定モジュール228に接続される。そういった実施態様では、チャネルベース・アンテナモード決定モジュール228は、チャネル推定器モジュール234からのチャネル推定情報(例えば、SNR及び/又はランク情報)を使用し、また、通信デバイス200が単一偏波オペレーションモードで動作すべきか又は二重偏波オペレーションモードで動作すべきかを決定する。決定モジュール228からの決定信号は、アンテナモード表示信号発生器モジュール220に供給され、それはデバイス200と通信するデバイスに伝達されるアンテナモード表示信号を生成する。アンテナモード表示信号生成モジュール220はまた、生成されたアンテナモード表示信号を送信するために、送信機モジュール1 212及び/又は送信機モジュール2 218を制御するために使用される送信表示制御信号を生成するアンテナモード表示信号送信制御モジュール222に接続される。]
[0025] アンテナモード選択モジュール224は、アンテナモード表示信号検出モジュール226及びチャネルベース・アンテナモード決定モジュール228のうちの一つ以上を含む。アンテナモード選択モジュール224は、デバイスがどのモードで動作するかに関して、すなわち、(i)第1の方向の偏波アンテナ(例えば、垂直偏波アンテナ)だけが信号又はデータを送信及び/又は受信するのに用いられる単一偏波アンテナオペレーションモード、又は、(ii)第1及び第2の方向の偏波アンテナ(例えば、水平偏波アンテナ及び垂直偏波アンテナ)の両方が信号及びデータを送信及び/又は受信するのに用いられる二重偏波アンテナオペレーションモードのいずれかを決定する。二重偏波オペレーションモードがモジュール224により選択される場合に、アンテナ切り替えモジュール208は、第2のアンテナ204を第2の信号処理モジュール(例えば、受信機モジュール2 216又は送信機モジュール2 218)に接続するように制御される。単一偏波オペレーションモードがモジュール224により選択される場合には、アンテナ切り替えモジュール208は、第3のアンテナ206を第2の信号処理モジュール(例えば、受信機モジュール2 216又は送信機モジュール2 218)に接続するように制御される。それゆえ、二重偏波モードでは、第1及び第2のアンテナ(202,204)上の信号が通信をサポートするために使用され、一方、単一偏波モードでは、第1及び第3のアンテナ(202,206)上の信号が通信をサポートするために使用される。]
[0026] 幾つかの実施形態においては、アンテナオペレーションモードの決定は、チャネル推定器によりSNR及び/又はランクの形で提供されるチャネル品質情報に基づいて、アンテナモード選択モジュール224によりなされる。そのような実施態様において、チャネルベース・アンテナモード決定モジュール228が、決定実行の役割を果たす。幾つかの実施形態において、アンテナモード選択モジュール224は、チャネル品質推定が第1のチャネル品質を示す場合に、二重偏波オペレーションモードを選択し、チャネル品質推定が第1の品質より低い第2の品質を示す場合に、単一偏波オペレーションモードを選択する。]
[0027] そのような実施態様において、チャネルベース・アンテナモード決定モジュールは、アンテナモード表示信号生成モジュール220に接続される。アンテナモード表示信号生成モジュール220は、選択されたアンテナオペレーションモードを示す表示信号を生成する(該選択は、デバイス200により実行される)。生成された表示信号は、決定モジュール228のモード決定を伝えるのに用いられる。生成された表示信号は、出力信号モジュール249に入力される。出力信号モジュール249は、受信機1の上での送信のためのデータ(DT1)及び受信機2の上での送信のためのデータ(DT2)を生成する。そして、それは、それぞれ、送信機モジュール(212,218)に入力される。例えば、通信デバイス200が無線端末であるケースを考えると、デバイス200は、チャネル推定情報に応じてアンテナモード選択決定を行い、その決定を、表示信号を通してアクセスノードに伝える。表示信号は、二重偏波アンテナモードと単一偏波アンテナモードとのうちの一つを示す。]
[0028] 幾つかの実施形態において、チャネル品質判定モジュール234(例えば、推定器モジュール)は、チャネル品質表示(CQI)信号生成モジュール230に接続される。そして、それはチャネル品質情報信号送信制御モジュール232に接続される。チャネル品質判定モジュール234は、SNR情報、ランク情報、及び/又は、SNR情報及び/又はランク情報に基づく情報を得るチャネル品質を推定する。そのような情報は、CQI表示信号を生成するCQI信号生成モジュール230にフォワードされる。生成されたCQI表示信号は、DT1情報及びDT2情報を生成する出力モジュール249への入力である。そして、それらは、それぞれ、送信機モジュール(212,218)への入力である。CQI信号送信制御モジュール232は、生成されたCQI制御信号を送信するために、送信機モジュール(212,218)を制御するのに用いられるCQI送信制御信号を生成する。それゆえ、チャネル品質情報送信制御モジュール232は、チャネル品質情報の送信を制御する。該チャネル品質情報は、信号対雑音比値、及び、i)デバイス200への送信に使用される送信機アンテナと、送信機アンテナと同じ偏波をもつデバイス200中に含まれる受信アンテナとの間のチャネル・マトリックスに対するランク情報と、ii)更なる信号対雑音比情報とのうちの一つを含む。例えば、通信デバイス200が無線端末であるケースを考えると、デバイス200は、チャネル品質情報を推定し、それがアクセスノード(例えば、基地局)に通信するチャネル品質表示信号を生成する。アクセスノードは、通信デバイス200(例えば、無線端末200)からの、受信されたチャネル品質表示信号を使用し、また、アクセスノードは、通信デバイス200により用いられるべきアンテナオペレーションモードに関する決定を行う。]
[0029] 幾つかの実施形態においては、アンテナモード決定は、アンテナモード表示信号検出モジュール226により検出されるような、アンテナモード表示信号の検出に基づいて、アンテナモード選択モジュール224によりなされる。例えば、通信デバイス200は、アンテナオペレーションモードに関して決定を行わず、むしろ、それ自体に対するリモートなデバイスにおいてなされる決定を実装する一つの例を考える。例えば、通信デバイス200が無線端末であると考えると、アンテナモード決定を行うデバイスは基地局であり、そして、それはデバイス200にアンテナモード表示信号を送信する。信号は、受信機モジュール(214,216)を介して受信され、続いて、モジュール(236,238及び241)により処理され、アンテナモード選択モジュール224の検出モジュール226により検出される。アンテナモード選択モジュール224は、基地局のモード決定を実行するために、切り替え制御信号を生成して、アンテナ切り替えモジュール208に送る。]
[0030] あるいは、他の例において、通信デバイス200は基地局であり、そして、通信システムにおいて使用されるプロトコルは、無線端末がアンテナオペレーションモードに関して決定を行い、基地局に該決定を伝えるようなものである。それから、アンテナモード表示信号検出モジュール226は、無線端末アンテナモード決定を検出する。]
[0031] Rx/Tx切り替えモジュール210は、送信機/受信機制御モジュール210の制御下で、デバイス200によってどのようなオペレーションが実行されることが必要か(すなわち、送信又は受信のいずれか)に基づいて、送信機モジュールと受信機モジュールとの間で選択するのに用いられる。Rx/Tx切り替えモジュール210は、Rx/Tx切り替え制御モジュール247により切り替えモジュールに供給される制御信号に基づいて、切り替えオペレーションを実行し、受信機モジュールと送信機モジュールとの間で選択する。]
[0032] 第1の受信機モジュール214は、フィルタ217を使用して雑音及び干渉に関して受信信号をフィルタリングすることを含むオペレーションによって、第1のアンテナ202からの受信信号を処理する。フィルタリングされた信号は、それから、デジタル領域における更なるデータ処理のために、アナログ・データをデジタルに変換するために、A/Dコンバータ219に供給される。第2の受信機モジュール216は、フィルタ221を使用して雑音及び干渉に関して受信信号をフィルタリングすることを含むオペレーションによって、第2のアンテナ202又は第3のアンテナ206からの受信信号を処理する。フィルタリングされた信号221は、それから、デジタル領域における更なるデータ処理のために、アナログ・データをデジタルに変換するために、A/Dコンバータ223に供給される。第1の受信機モジュール214及び第2の受信機モジュール216からのデジタル出力は、合成モジュール236に供給され、ここで、二つの受信機からの出力が合成され、そして、データストリームは、分離され、シンボル・リカバー・モジュール238及び240に供給される。それから、データストリーム1(DS1)及びデータストリーム2(DS2)は、それぞれ、シンボル・リカバー・モジュール(238,240)からリカバーされることができる。幾つかの実施形態においては、単一のデータストリームのみが存在し、その場合においては、シンボル・リカバー・モジュールのうちの一つが使用されることになる。]
[0033] 図4の例示的なメモリ・ユニット400として実装され得るメモリ248は、ルーチン群及びデータ/情報を含み、図4に関して更に詳述される。プロセッサ250(例えば、CPU)は、通信デバイス200のオペレーションを制御し、方法(例えば、図2のフローチャート100の方法及び/又は図3のフローチャート300の方法)を実行するために、メモリ248中のルーチン群を実行し、データ/情報を使用する。] 図2 図3 図4
[0034] 図2は、通信デバイス(例えば図1の通信デバイス200)を操作するための例示的な方法のステップを示すフローチャート100を説明する。フローチャート100の方法を実行する通信デバイスは、例えば、モバイルノードのような無線端末である。通信デバイスは、単一偏波アンテナオペレーションモード又は二重偏波アンテナオペレーションモードのいずれかで操作されることができる。例示的な方法は、ステップ102で開始し、ここで、初期化が実行され、開始ステップ102からステップ104へ進む。ステップ104において、現在のオペレーションモードは、単一偏波アンテナオペレーションモード(例えば、垂直アンテナオペレーションモード)に設定される。単一偏波アンテナオペレーションモードにおいて、通信に使用されているアンテナは、同一の方向に偏波する(例えば、通信に使用される二つのアンテナ(例えば、第1のアンテナ及び第3のアンテナ)は、垂直に偏波する)。オペレーションは、ステップ104からステップ106に進む。] 図1 図2
[0035] ステップ106において、通信デバイスは、第2のデバイス(例えば基地局)からパイロット信号を受信するように操作される。パイロットを受信することは、独立したステップ、ステップ106、として示されるが、パイロットの受信は、データオペレーションモードの一部として(例えば、サブステップ140及び/又はサブステップ150の一部として又はそれらに加えて)発生しても良い。ステップ106はまた、例えば、パイロットが、通信データ信号のために使用される前のオペレーションモードとは異なるオペレーションモードにおいて受信されることができるように、オペレーションモードを切り替えることを含んでも良い。オペレーションは、ステップ106からステップ108へ進む。ステップ108において、通信デバイスは、チャネル品質を推定する(例えば、SNRを得る)。例えば、チャネル品質判定モジュール234のSNRサブモジュール251(例えば、図1のチャネル推定器モジュール)は、異なるチャネルに対応するSNRを判定する。ステップ108において、チャネル品質の推定は、単一偏波オペレーションモードにおいて受信される1又は複数のパイロットに基づく。幾つかの(ただし、必ずしもすべてではない)実施態様において、任意的に、二重オペレーションモードの間に使用されるパイロットは、ステップ108において生成される複数のチャネル品質推定のどれとも違うものを生成するために使用されても良い。オペレーションは、ステップ108からステップ110及び112へ進む。] 図1
[0036] ステップ110において、通信デバイスは、送信機アンテナと受信機アンテナとの間のチャネル・マトリックスに対するランク情報を生成する。例えば、チャネル品質判定モジュール234のランク・サブモジュール253は、チャネル・マトリックスに関するランク値を計算する。サブステップ112において、通信デバイスは、チャネル品質表示値を生成する。例えば、図1のCQI信号生成モジュール230は、チャネル品質表示信号を生成する。オペレーションは、ステップ110及び112からステップ114へ進む。] 図1
[0037] ステップ114において、通信デバイスは、チャネル品質情報(例えば、SNR情報、ランク情報、及び/又は、チャネル品質表示(CQI)値)を送信する。オペレーションは、ステップ114からステップ116へ進む。]
[0038] ステップ116において、通信デバイスは、例えば実装されたプロトコルに基づいて、リモートデバイスが、フローチャート100の方法を実装している通信デバイスに関するアンテナモードをの決定を行うかどうか判定する。リモートデバイスが、通信デバイスに関するアンテナモードの決定を行わないならば、オペレーションはステップ116からステップ118へ進み、さもなければ、オペレーションはステップ116からステップ120へ進む。]
[0039] ステップ118において、通信デバイスは、チャネル品質情報(例えば、SNR情報、ランク情報、及び/又は、チャネル品質表示情報)に基づいて、アンテナモードを選択する。幾つかの実施形態においては、通信デバイスは、チャネル品質推定及び生成されたランク情報の両方に基づいて、二重偏波アンテナオペレーションモードと単一偏波アンテナオペレーションモードとの間で選択する。オペレーションは、ステップ118からステップ122へ進み、そこにおいて、通信デバイスは、アンテナモード信号を生成し、そして、ステップ124において、通信デバイスは、生成されたアンテナモード信号を、エアーリンク上に(例えば、ステップ106の受信パイロット信号を送信した基地局へ)送信する。オペレーションは、ステップ124からステップ126へ進む。]
[0040] ステップ120に戻って、ステップ120において、通信デバイスは、アンテナモード表示信号を受信するように操作される。それから、ステップ128において、通信デバイスは、受信されたアンテナモード表示信号に基づいて、通信デバイスのためのアンテナモードを選択する。オペレーションは、ステップ128からステップ126へ進む。]
[0041] 幾つかの実施形態においては、通信デバイスがリモートデバイスからのアンテナモード表示信号をモニターする代わりの実装が使用される。モニタリングがリモートデバイスからのアンテナモード表示信号を検出しないならば、通信デバイスは、推定されたチャネル品質情報に基づいて、アンテナモードを判定する。しかし、通信デバイスがアンテナモード表示信号を検出するならば、受信されたアンテナモード表示信号により示されるモードが、選択されたアンテナモードである。それゆえ、そのような実施態様において、アンテナモードを選択するための通信デバイスのデフォルトのメカニズムは、それ自身のチャネル品質情報の推定である。しかしながら、受信されたモード表示信号は、アンテナモードを選択するために使用される決定を覆す又はより高いプライオリティーのメカニズムとして、機能することができ、また、時々、そのように機能する。]
[0042] ステップ126に戻って、ステップ126は、決定実行ステップであり、ステップ126において、通信デバイスは、ステップ118又はステップ128からの選択されたオペレーションモードが、通信デバイスが動作している現在のモードであるかどうか判定する。選択されたモードが、偶然、現在のモードであると判定されたならば、オペレーションは、ステップ126からステップ132へ進む。選択されたモードが現在のオペレーションモードと同一でないならば、オペレーションは、ステップ126からステップ130へ進む。]
[0043] ステップ130において、通信デバイスは、その現在の進行中のオペレーションモードから選択されたオペレーションモードへ、切り替える。そして、オペレーションは、ステップ132へ進む。それゆえ、ステップ130において、現在のモードがアップデートされる。(更新された)現在のモード=(ステップ118又は128の)選択されたモードである。様々な実施態様において、現在のモードを選択されたモードに切り替えることは、アンテナ切り替えモジュール(例えば、図1のアンテナ切り替えモジュール208)に対して切り替え位置を変更するように命令することを含む。幾つかの実施形態において、切り替えは、無線通信デバイスが二重偏波オペレーションモードと単一偏波オペレーションモードとの間で切り替わるのを許される予め定められたタイミング構造内の特定の時点において実行される。] 図1
[0044] ステップ132はまた、決定実行ステップであり、このステップにおいて、通信デバイスは、現在のオペレーションモードが二重偏波アンテナオペレーションモードであるかどうか判定する。それゆえ、ステップ132において、通信デバイスは、現在のオペレーションモードが二重偏波オペレーションモードであるか又は単一偏波オペレーションモードであるかに応じて、異なって進む。決定実行ステップ132に対する回答が、肯定(yes)であるならば、オペレーションは、ステップ132からステップ134へ進む。しかし、決定実行ステップ132に対する回答が、否定(no)であるならば、オペレーションは、ステップ132からステップ136へ進む。]
[0045] ステップ134において、通信デバイスは、二重偏波アンテナオペレーションモードで操作される。このオペレーションモードにおいて、使用されるアンテナのうちの一つ(例えば、図1の第1のアンテナ202)は、第1の偏波方向(例えば、垂直方向)に偏波し、使用される他のアンテナ(例えば、図1の第2のアンテナ204)は、第2の偏波方向(例えば、水平方向)に偏波する。ステップ134は、サブステップ138,140,142及び144を含む。サブステップ138において、通信デバイスは、送信モードと受信モードとの間で選択する。決定ステップ138の選択が、受信モードであるならば、オペレーションは、サブステップ138からサブステップ140へ進む。しかし、サブステップ138の決定が送信することならば、オペレーションは、サブステップ138からサブステップ142へ進む。サブステップ138において、通信デバイスは、互いに対して75度を超えて偏波する第1及び第2のアンテナからの出力信号からデータをリカバーする。サブステップ142において、通信デバイスは、第1及び第2のアンテナからデータを送信する。オペレーションは、サブステップ140又は142からサブステップ144へ進む。サブステップ144において、通信デバイスは、二重偏波モードで他の受信又は送信の決定を行うためにループバックすべきか、あるいは、抜け出て戻りそのオペレーションモードを再考すべきか、決定する。それがサブステップ144で抜け出ることに決定するならば、オペレーションは、ステップ134からステップ106へ進む。しかし、サブステップ144における決定が抜け出ないことならば、オペレーションは、サブステップ144からサブステップ138へ進む。幾つかの実施形態においては、サブステップ144の抜け出る決定は、時間に基づく。幾つかのそのような実施形態において、二重偏波アンテナモードと単一偏波アンテナモードとの間のモード切り替えの許されるレートは、送信オペレーションモードと受信オペレーションモードとの間の切り替えの許されるレートより小さい。] 図1
[0046] ステップ136に戻って、ステップ136において、通信デバイスは、単一偏波アンテナオペレーションモードで操作される。このオペレーションモードにおいて、通信のために使用される複数のアンテナは、同一の方向に偏波する。例えば、両方の、使用される図1の第1のアンテナ202は、第1の(例えば、垂直の)方向に偏波し、他のアンテナ、例えば、図1の第3のアンテナ206も、同じ第1の(例えば、垂直の)方向に偏波し、異なる方向に偏波する他のアンテナは使用しない。例えば、第2の方向(例えば、水平方向)で偏波する図1の第2のアンテナ204は、単一偏波オペレーションモードでは使用されない。] 図1
[0047] ステップ136は、サブステップ146,148,150及び152を含む。サブステップ146において、通信デバイスは、送信モードと受信モードとの間で選択する。決定ステップ138の選択が、受信モードであるならば、オペレーションは、サブステップ146からサブステップ150へ進む。しかし、サブステップ146の決定が送信することならば、オペレーションは、サブステップ146からサブステップ148へ進む。サブステップ150において、通信デバイスは、異なる方向で偏波するアンテナの出力を使用せずに、第1の方向で偏波する複数のアンテナからの出力信号からデータをリカバーする。例えば、図1に関して、通信デバイス200は、第1及び第3のアンテナ(202,206)を介して受信されるデータをそれぞれリカバーするが、第2のアンテナ204の出力を使用しない。サブステップ148において、通信デバイスは、異なる方向で偏波するアンテナ上でデータを送信せずに、第1の方向で偏波する複数のアンテナからデータを送信する。例えば、図1のデバイス200に関して、信号は、第1の(例えば、垂直の)方向で偏波する第1及び第3のアンテナ(202,206)を介して送信される。第2の方向(例えば、水平方向)で偏波する第2のアンテナ204を介して送信しない。オペレーションは、サブステップ148又は150からサブステップ152へ進む。サブステップ152において、通信デバイスは、単一偏波モードで他の受信又は送信の決定を行うためにループバックすべきか、あるいは、抜け出て戻りそのアンテナオペレーションモードを再考すべきか、決定する。それがサブステップ152で抜け出ることに決定するならば、オペレーションは、ステップ126からステップ106へ進む。しかし、サブステップ152における決定が抜け出ないことならば、オペレーションは、サブステップ152からサブステップ146へ進む。幾つかの実施形態においては、サブステップ152の抜け出る決定は、時間に基づく。幾つかのそのような実施形態において、二重偏波アンテナモードと単一偏波アンテナモードとの間のモード切り替えの許されるレートは、送信オペレーションモードと受信オペレーションモードとの間の切り替えの許されるレートより小さい。] 図1
[0048] 図3は、通信デバイス(例えば、図1の通信デバイス200)を操作するための例示的な方法のステップを示すフローチャート300を説明する。フローチャート300の方法を実行する通信デバイスは、例えば、基地局のようなアクセスノードである。通信デバイスは、単一偏波アンテナオペレーションモード又は二重偏波アンテナオペレーションモードのいずれかで操作されることができる。例示的な方法は、ステップ302で開始し、ここで、初期化が実行され、開始ステップ302からステップ304へ進む。ステップ304において、現在のオペレーションモードは、単一偏波アンテナオペレーションモード(例えば、垂直アンテナオペレーションモード)に設定される。単一偏波アンテナオペレーションモードにおいて、通信に使用されているアンテナは、同一の方向に偏波する(例えば、通信に使用される二つのアンテナ(例えば、第1のアンテナ及び第3のアンテナ)は、垂直に偏波する。オペレーションは、ステップ304からステップ306に進む。] 図1 図3
[0049] ステップ306において、通信デバイスは、通信デバイス(例えば、基地局)を接続ポイントとして使用して、パイロット信号を第2のデバイスに(例えば、無線端末に)送信する。オペレーションは、ステップ306からステップ308へ進む。ステップ308において、通信デバイスは、チャネル品質情報(例えば、SNR情報、ランク情報、及び/又は、チャネル品質表示値)を受信する。例えば、異なるチャネルに対応する複数のSNRが受信される。他の例として、送信機アンテナと受信機アンテナとの間のチャネル・マトリックスに対するランク情報が受信される。更に他の例として、チャネル品質表示値が受信される。オペレーションは、ステップ308からステップ310へ進む。]
[0050] ステップ310において、通信デバイスは、例えば実装されたプロトコルに基づいて、リモートデバイスが、フローチャート300の方法を実装している通信デバイスに関するアンテナモードをの決定を行うかどうか判定する。リモートデバイスが、通信デバイスに関するアンテナモードの決定を行わないならば、オペレーションはステップ310からステップ312へ進み、さもなければ、オペレーションはステップ310からステップ314へ進む。]
[0051] ステップ312において、通信デバイスは、チャネル品質情報(例えば、SNR情報、ランク情報、及び/又は、チャネル品質表示情報)に基づいて、アンテナモードを選択する。幾つかの実施形態においては、通信デバイスは、チャネル品質推定及びランク情報の両方に基づいて、二重偏波アンテナオペレーションモードと単一偏波アンテナオペレーションモードとの間で選択を行う。オペレーションは、ステップ312からステップ316へ進み、そこにおいて、通信デバイスは、アンテナモード信号を生成し、そして、ステップ318において、通信デバイスは、生成されたアンテナモード信号を、エアーリンク上に(例えば、ステップ308のチャネル品質情報を送信した無線端末へ)送信する。オペレーションは、ステップ318からステップ322へ進む。]
[0052] ステップ314に戻って、ステップ314において、通信デバイスは、アンテナモード表示信号を受信するように操作される。それから、ステップ320において、通信デバイスは、受信されたアンテナモード表示信号に基づいて、通信デバイスのためのアンテナモードを選択する。オペレーションは、ステップ320からステップ322へ進む。]
[0053] 幾つかの実施形態においては、通信デバイスがリモートデバイスからのアンテナモード表示信号をモニターする代わりの実装が使用される。モニタリングがリモートデバイスからのアンテナモード表示信号を検出しないならば、通信デバイスは、受信されたチャネル品質情報に基づいて、アンテナモードを判定する。しかし、通信デバイスがアンテナモード表示信号を検出するならば、受信されたアンテナモード表示信号により示されるモードが、選択されたアンテナモードである。それゆえ、そのような実施態様において、アンテナモードを選択するための通信デバイスのデフォルトのメカニズムは、チャネル品質情報に基づくそれ自身の判定である。しかしながら、受信されたモード表示信号は、アンテナモードを選択するために使用される決定を覆す又はより高いプライオリティーのメカニズムとして、機能することができ、また、時々、そのように機能する。]
[0054] ステップ322に戻って、ステップ322は、決定実行ステップであり、ステップ322において、通信デバイスは、ステップ312又はステップ320からの選択されたオペレーションモードが、通信デバイスが動作している現在のモードであるかどうか判定する。選択されたモードが、偶然、現在のモードであると判定されたならば、オペレーションは、ステップ322からステップ326へ進む。選択されたモードが現在のオペレーションモードと同一でないならば、オペレーションは、ステップ322からステップ324へ進む。]
[0055] ステップ324において、通信デバイスは、その現在の進行中のオペレーションモードから選択されたオペレーションモードへ、切り替える。そして、オペレーションは、ステップ326へ進む。それゆえ、ステップ324において、現在のモードがアップデートされる。(更新された)現在のモード=(ステップ312又は320の)選択されたモードである。様々な実施態様において、現在のモードを選択されたモードに切り替えることは、アンテナ切り替えモジュール(例えば、図1のアンテナ切り替えモジュール208)に対して切り替え位置を変更するように命令することを含む。幾つかの実施形態において、切り替えは、無線通信デバイスが二重偏波オペレーションモードと単一偏波オペレーションモードとの間で切り替わるのを許される予め定められたタイミング構造内の特定の時点において実行される。] 図1
[0056] ステップ326はまた、決定実行ステップであり、このステップにおいて、通信デバイスは、現在のオペレーションモードが二重偏波アンテナオペレーションモードであるかどうか判定する。それゆえ、ステップ326において、通信デバイスは、現在のオペレーションモードが二重偏波オペレーションモードであるか又は単一偏波オペレーションモードであるかに応じて、異なって進む。決定実行ステップ326に対する回答が、肯定(yes)であるならば、オペレーションは、ステップ326からステップ328へ進む。しかし、決定実行ステップ326に対する回答が、否定(no)であるならば、オペレーションは、ステップ326からステップ330へ進む。]
[0057] ステップ328において、通信デバイスは、二重偏波アンテナオペレーションモードで操作される。このオペレーションモードにおいて、使用されるアンテナのうちの一つ(例えば、図1の第1のアンテナ202)は、第1の偏波方向(例えば、垂直方向)に偏波し、使用される他のアンテナ(例えば、図1の第2のアンテナ204)は、第2の偏波方向(例えば、水平方向)に偏波する。ステップ328は、サブステップ332,334,336及び338を含む。サブステップ332において、通信デバイスは、送信モードと受信モードとの間で選択する。決定ステップ332の選択が、受信モードであるならば、オペレーションは、サブステップ332からサブステップ334へ進む。しかし、サブステップ332の決定が送信することならば、オペレーションは、サブステップ332からサブステップ336へ進む。サブステップ334において、通信デバイスは、互いに対して75度を超えて偏波する第1及び第2のアンテナからの出力信号からデータをリカバーする。サブステップ336において、通信デバイスは、第1及び第2のアンテナからデータを送信する。オペレーションは、サブステップ334又は336からサブステップ338へ進む。サブステップ338において、通信デバイスは、二重偏波モードで他の受信又は送信の決定を行うためにループバックすべきか、あるいは、抜け出て戻りそのオペレーションモードを再考すべきか、決定する。それがサブステップ338で抜け出ることに決定するならば、オペレーションは、ステップ328からステップ306へ進む。しかし、サブステップ338における決定が抜け出ないことならば、オペレーションは、サブステップ338からサブステップ332へ進む。幾つかの実施形態においては、サブステップ338の抜け出る決定は、時間に基づく。幾つかのそのような実施形態において、二重偏波アンテナモードと単一偏波アンテナモードとの間のモード切り替えの許されるレートは、送信オペレーションモードと受信オペレーションモードとの間の切り替えの許されるレートより小さい。] 図1
[0058] ステップ330に戻って、ステップ330において、通信デバイスは、単一偏波アンテナオペレーションモードで操作される。このオペレーションモードにおいて、通信のために使用される複数のアンテナは、同一の方向に偏波する。例えば、両方の、使用される図1の第1のアンテナ202は、第1の(例えば、垂直の)方向に偏波し、他のアンテナ、例えば、図1の第3のアンテナ206も、同じ第1の(例えば、垂直の)方向に偏波し、異なる方向に偏波する他のアンテナを使用しない。例えば、第2の方向(例えば、水平方向)で偏波する図1の第2のアンテナ204は、単一偏波オペレーションモードでは使用されない。] 図1
[0059] ステップ330は、サブステップ340,342,344及び346を含む。サブステップ340において、通信デバイスは、送信モードと受信モードとの間で選択する。決定ステップ340の選択が、受信モードであるならば、オペレーションは、サブステップ340からサブステップ344へ進む。しかし、サブステップ340の決定が送信することならば、オペレーションは、サブステップ340からサブステップ342へ進む。サブステップ344において、通信デバイスは、異なる方向で偏波するアンテナの出力を使用せずに、第1の方向で偏波する複数のアンテナからの出力信号からデータをリカバーする。例えば、図1に関して、通信デバイス200は、第1及び第3のアンテナ(202,206)を介して受信されるデータをそれぞれリカバーするが、第2のアンテナ204の出力を使用しない。サブステップ342において、通信デバイスは、異なる方向で偏波するアンテナ上でデータを送信せずに、第1の方向で偏波する複数のアンテナからデータを送信する。例えば、図1のデバイス200に関して、信号は、第1の(例えば、垂直の)方向で偏波する第1及び第3のアンテナ(202,206)を介して送信される。第2の方向(例えば、水平方向)で偏波する第2のアンテナ204を介して送信しない。オペレーションは、サブステップ342又は344からサブステップ346へ進む。サブステップ346において、通信デバイスは、単一偏波モードで他の受信又は送信の決定を行うためにループバックすべきか、あるいは、抜け出て戻りそのアンテナオペレーションモードを再考すべきか、決定する。それがサブステップ346で抜け出ることに決定するならば、オペレーションは、ステップ330からステップ306へ進む。しかし、サブステップ346における決定が抜け出ないことならば、オペレーションは、サブステップ346からサブステップ340へ進む。幾つかの実施形態においては、サブステップ346の抜け出る出決定は、時間に基づく。幾つかのそのような実施形態において、二重偏波アンテナモードと単一偏波アンテナモードとの間のモード切り替えの許されるレートは、送信オペレーションモードと受信オペレーションモードとの間の切り替えの許されるレートより小さい。] 図1
[0060] 図3のフローチャートは、パイロット信号を送信する例示的なアクセスノード(例えば、基地局)の観点から説明され、図2のフローチャートは、パイロット信号を受信する例示的な無線端末(例えば、モバイルノード)の観点から説明された。しかし、幾つかの実施態様では、それらの役割が逆になり、無線端末は、基地局により受信され使用されるアップリンク・パイロット信号を送信する。幾つかの実施態様では、アクセスノード(例えば、基地局)のためのアンテナオペレーションモードは、特定の無線端末とのコネクションを指し示し、そういった実施態様では、アクセスノードの観点から、アクセスノード(例えば、基地局)が、第1の無線端末に関して二重偏波オペレーションモードにあり、一方、第2の無線端末に関して単一偏波オペレーションモードにあることができることは、認識されるべきである。] 図2 図3
[0061] 図4は、図1に示される無線通信デバイス200のメモリ248であることができる例示的なメモリ400を説明する。メモリ・ユニット400は、バス(例えば、図1のバス252)を介して他のエレメントに接続される。その上で、様々なエレメントがデータ及び情報を交換することができる。メモリ・ユニット400は、ルーチン群402及びデータ/情報420を含む。メモリ・ユニット400中のルーチン群402及びデータ/情報420は、通信デバイス(例えば、図1の制御通信デバイス200)のオペレーションを制御し、方法(例えば、図2のフローチャート100の方法又は図3のフローチャート300)を実行するために、プロセッサ(例えばCPU)により使用される。] 図1 図2 図3 図4
[0062] 幾つかの実施形態において、メモリ400中の幾つかのモジュールは、図1に示される対応するモジュールの代わりに使用される。例えば、一つの実施態様は、SNRサブモジュール251の代わりにSNRモジュール416を含んでも良い。幾つかの実施形態において、図1に示される幾つかのモジュールは、図4に示される対応するモジュールに置き換えて使用される。例えば、一つの実施態様は、ランク計算モジュール414の代わりに、ランク・サブモジュール253を使用しても良い。それゆえ、幾つかの説明されたモジュールは、代わりの実施態様を表しても良い。幾つかの実施形態において、少なくとも幾つかの機能については、図1に示されるモジュールは、機能を実行し又は方法のステップを実行するために、メモリ400中の対応するモジュールと協調して動作する。例えば、一つの実施態様において、出力シグナリング制御モジュール418は、出力信号モジュール249とともに動く。図1の例において示される他のモジュール(例えば、モジュール222,220,224,226,228,230,232,234,236,238,240,247,及び/又は249)は、幾つかの実施態様において、全体的に又は部分的に、メモリ中の一つのモジュールで置き換えられる。それゆえ、様々な実施態様の技術、機能及び/又は方法のステップは、ソフトウェア、ハードウェア及び/又はソフトウェアとハードウェアの組み合せを用いて実装されることができる。] 図1 図4
[0063] ルーチン群402は、通信ルーチン群404及び制御ルーチン406群を含む。通信ルーチン404は、メモリ400を含む通信デバイス(例えば、図1の通信デバイス200)により用いられる様々な通信プロトコルを実装する。制御ルーチン群406は、アンテナ切り替え制御モジュール408、Rx/Tx切り替え制御モジュール410、パイロット信号生成モジュール412、ランク計算モジュール414、SNRモジュール416及び出力シグナリング制御モジュール418を含む。データ/情報420は、送信データセット1 422、送信データセット2 424、受信データセット1 426、受信データセット2 428、選択されたアンテナモード情報430、チャネル品質情報432、現在モード情報434、チャネル品質表示信号情報436、Rx/Txタイミング制御情報438、及びアンテナ偏波情報440を含む。] 図1
[0064] アンテナ切り替え制御モジュール408は、幾つかの実施態様において、アンテナ切り替えモジュール(例えば、図1のアンテナ切り替えモジュール208)のオペレーションを制御するために使用される。アンテナ切り替え制御モジュール408は、アンテナモード選択モジュール224の出力である選択されたアンテナモード情報430により与えられる情報に基づいて、アンテナ切り替えオペレーションを制御する。アンテナモードの特定のモードが選択される場合に、アンテナ切り替え制御モジュール408は、アンテナ切り替えモジュール(例えば、図1の切り替えモジュール208)に、命令信号を送信する。この制御命令に基づいて、アンテナ切り替えモジュール208は、第1及び第2のアンテナを選択することができ、または、それは第1及び第3のアンテナを選択することができる。幾つかの他の実施態様において、アンテナモード選択モジュール224は、それがアンテナ切り替えモジュール208に直接送信する切り替え制御信号を生成する。] 図1
[0065] Rx/Tx切り替え制御モジュール410は、幾つかの実施態様において、Rx/Tx切り替えモジュール210のオペレーションを制御する。Rx/Txタイミング制御情報438に基づいて、Rx/Txモード制御モジュール408は、受信機モジュールと送信機モジュール(例えば、図1の受信機モジュール(214,216)と送信機モジュール(212,218))の間で切り替えるために、Rx/Tx切り替えモジュール210に、制御信号を送信する。Rx/Tx切り替え制御モジュールは、幾つかの実施態様において(例えば、FDDの実施態様において)、省略されても良い。] 図1
[0066] パイロット信号生成モジュール412は、第1の通信デバイスから第2の通信デバイスへ送信されるべきパイロット信号を生成する。例えば、メモリ400が基地局の一部であると考えると、パイロット信号生成モジュール412は、該基地局を接続ポイントとして使用する無線端末へ送信されるべきパイロット信号を生成する。]
[0067] ランク計算モジュール414は、送信機アンテナと受信アンテナの間のチャネル・マトリックスに対するランク情報を計算するために、メモリ400中に実装される。ランク情報は、チャネル品質情報(例えば、SNR又は複数のSNR値、干渉レベル情報など)に基づいて、計算される。]
[0068] SNRモジュール416は、受信信号に対応するSNR(例えば、MIMO構成における第1のアンテナ・ペアに対応する第1のSNR及びMIMO構成における第2のアンテナ・ペアに対応する第2のSNR)を判定する。]
[0069] 出力シグナリング制御モジュール418は、出力信号モジュール249のオペレーション(例えば、チャネル品質表示信号、アンテナモード表示信号、他の制御信号、及び、ユーザ・データを、データセット1情報及びデータセット2情報に組み込むことを制御すること)を制御する。]
[0070] データ/情報420は、複数の格納情報セット、例えば、基地局ID、基地局の様々なセクターに関連するセクター識別値、アンテナ偏波情報などを示す格納情報セット442を含む。格納情報セット444は、例えば、(例えば異なる通信デバイスに対応する)類似する情報を含んでも良い。データ/情報420は、送信されるべきデータセット1 422、送信されるべきデータセット2 424、受信データセット情報426、格納された受信データセット2情報428、選択されたアンテナモード情報430、チャネル品質情報432(例えば、SNR)、現在モード情報434(すなわち、メモリ400を含む通信デバイスにおける現在のアンテナオペレーションモードに関する情報)、チャネル品質表示信号情報436、Rx/Txタイミング制御情報438(すなわち、メモリ400を含む通信デバイスがいつ送信し及びそれがいつ受信するであろうかについて制御する情報)、のような情報を更に含む。したがって、Rx/Tx切り替え制御モジュール410は、情報438に応じて、利用できる受信機と送信機モジュールとの間で切り替える。データ/情報420はまた、利用できるアンテナ(例えば、メモリ400を含むデバイス(例えば、図1のデバイス200)の第1、第2及び第3のアンテナ)の各々について偏波を特徴付ける及び/又は識別する情報を含むアンテナ偏波情報436を含む。] 図1
[0071] 図5は、MIMOオペレーション及びアンテナ切り替えをサポートする二つの無線通信デバイス(502,504)(各々のデバイス(502,504)は、垂直方向に偏波された二つのアンテナ及び水平方向に偏波された一つのアンテナを含む)を含む例示的な通信システム500の図である。例示的な第1の通信デバイス502は、垂直方向で偏波する第1のアンテナ518、水平方向で偏波する第2のアンテナ520及び垂直方向で偏波する第3のアンテナ522を含む。例示的な第2の通信デバイス504は、垂直方向で偏波する第1のアンテナ534、水平方向で偏波する第2のアンテナ536及び垂直方向で偏波する第3のアンテナ538を含む。] 図5
[0072] 第1の通信デバイス502は、入力データ540を符号化するためのエンコーダ・モジュール508、第1のRFチェーン510、第2のRFチェーン512、RF切り替えモジュール514、及び、アンテナ選択モジュール516を含む。第2の通信デバイス504は、RF切り替えモジュール524、第1のRFチェーン526、第2のRFチェーン528、及び、アンテナ選択モジュール532を含むデコーダ・モジュール530を含む。]
[0073] 無線チャネル506は、第1及び第2のデバイス(502,504)の間に存在する。無線チャネル506は、無線デバイスの位置、雑音、干渉、障害、気象状況などに応じて、時間とともに変化することがあり、また、時々、そのように変化する。]
[0074] 第1及び第2の通信デバイス(502,504)は、例示的な通信デバイス200又はそのバリエーションに従っても良い。例えば、第1の通信デバイス502に関して、エンコーダ・モジュール508は、図1中の出力信号モジュール249により表されることができ、RFチェーン1 510は、図1中の送信機モジュール1 212により表されることができ、RFチェーン2 512は、図1中の送信機モジュール2 218により表されることができ、RF切り替えモジュール514は、図1中のアンテナ切り替えモジュール208により表されることができ、アンテナ選択モジュール516は、図1中のアンテナモード表示信号検出モジュール226を含むアンテナモード選択モジュール224により表されることができ、アンテナ(518,520,522)は、図1中のアンテナ(202,204,206)により表されることができる。] 図1
[0075] 例を続けて、第2の通信デバイス504に関して、アンテナ(534、536、538)は、それぞれ、図1のアンテナ(202、204、206)により表されることができ、RF切り替えモジュール524は、図1のアンテナ切り替えモジュール208により表されることができ、RFチェーン1 526は、図1の受信機モジュール1 214により表されることができ、RFチェーン2 528は、図1の受信機モジュール2 216により表されることができ、デコーダ・モジュール530は、図1の、合成モジュール236、第1のシンボル・リカバー・モジュール238、第2のシンボル・リカバー・モジュール240、チャネル品質判定モジュール234、チャネルベース・アンテナモード決定モジュール228を含むアンテナモード選択モジュール224、及び、アンテナモード表示信号生成モジュール220の組み合せにより表されることができる。] 図1
[0076] 図5の例において、一つの入力データストリーム540及び一つの対応する出力データストリーム542がある。幾つかの実施形態においては、複数(例えば、2つの入力データストリーム及び2つの出力データストリーム)がある。説明された実施態様では、単一のデータ入力及びデータ出力をもって示されるが、他の実施態様では、複数のデータ入力及びデータ出力ストリームがサポートされる。] 図5
[0077] さて、この例示的な実施態様において使用される例示的な戦略が説明される。図5は2×2のMIMOリンクを示すと考える。第1のデバイス502(それはデータストリームを送信する)は、二つの垂直に偏波するアンテナ(518,522)及び一つの水平に偏波するアンテナ520を含む。第2のデバイス504(それはデータストリームをリカバーする)は、二つの垂直に偏波するアンテナ(534,538)及び一つの水平に偏波するアンテナ536を含む。さらにまた、第1のデバイス502は、二つのRFチェーン(510,512)を含み、第2のデバイスは、二つRFチェーン(526,528)を含む。第2のデバイス504(それは意図された受信機である)は、観測されたSNRに基づいて使用されるべきアンテナを選択する選択手順を実装する。SNRが予め定められた閾値より大きいならば、選択手順実装は、二重偏波モードを選択する。他の実施態様では、モード選択決定をする際に、SNR情報に加えて、ランク情報が使用される。二重偏波構成(例えば、第2のデバイス504のためのアンテナ(536,538)及び第1のデバイス502のためのアンテナ(520,522))を使用するために、命令が生成され、受信機デバイス504のRF切り替えモジュール524に、そして、第1のデバイス502のRF切り替えモジュール514に、送信される。アンテナ選択モジュール532は、測定されたSNR情報に基づいて、決定を行う。切り替え制御信号544は、RF切り替えモジュール524に、受信選択セッティングを伝える。送信選択信号546(例えば、生成されたアンテナモード選択信号)は、デコーダ・モジュール530からアンテナ選択モジュール516へ伝えられる。アンテナ選択モジュール516は、信号を検出してRF切り替えモジュール514に切り替え制御信号548を送信する。また、幾つかの実施形態においては、アンテナモード選択に応じて、異なる符号化が使用されることができるように、アンテナモード選択を示す制御信号550が、エンコーダ・モジュール508に送信される。] 図5
[0078] しかし、SNRが閾値以下に減少するならば、水平に偏波するアンテナから、現在のところアイドルの垂直に偏波するアンテナにRFチェーンのうちの一つを切り替えることによって、空間アレイ構成に切り替えるように、第1及び第2のデバイス(502,504)に命令することを判定する。例えば、切り替えは、第1のデバイス502がアンテナ(518と522)を使用し、アンテナ520をアイドルにし、第2のデバイス504は、アンテナ(534と538)を使用し、アンテナ536をアイドルにする空間アレイ構成をもたらす。切り替え情報は、低帯域幅のフィードバック・チャネル(信号546を参照)によって、第1のデバイス502(それはデータストリームに関しては送信機デバイスである)に伝達される。この戦略は、より高いオーダーのMIMO構成に、簡単に一般化されることができる。]
[0079] 選択手順のための閾値SNRは、キャパシティーに基づいて選択されることができ、また、時々、そのように選択される。図6の線図600において示されるように、二重偏波するMIMOは、一つの例示的な考慮された構成に関して、SNR>6dBについては、ランク落ちした空間MIMOチャネルより性能が優れている。様々な実施態様において、二重偏波オペレーションモードと単一偏波オペレーションモードとの間で選択するために使用される閾値を判定する場合に、実装損失を説明(account for)するために、バックオフが、この値に適用される。伝播シナリオにおいて、空間MIMOチャネルが、完全なランク又はほとんど完全なランクを達成し、また、図6で示されるように十分に非相関である場合に、二重偏波するMIMO構成は、利点を与えない。提案された戦略は、例えば、アンテナ選択決定において判定されたランク情報を用いることによって、同様に、これらのシナリオに対応するために、簡単に修正されることができる。] 図6
[0080] 空間MIMO構成は、その二重偏波する対応物を越えて電力の利益を享受する。この電力の利益は、アンテナ・アレイを実現するために用いられる素子間スペーシングに依存しない。それゆえ、モバイルデバイス上の二つの垂直偏波するアンテナは、遠い距離により分離される必要はない。]
[0081] 幾つかの実施形態において、提案された戦略は、複雑さ及びコストのわずかな増加だけをともなって、セルラ・ネットワークにおける高SNRユーザのキャパシティーを増加させために用いられる。低SNRユーザのキャパシティーは受信信号電力により制限されるのに対して、高信号対雑音比ユーザのキャパシティーは自由度により制限される。それゆえに、空間アレイ構成が低SNRユーザのために好まれるのに対して、二重偏波するMIMO構成は高SNRの領域においてユーザに適している。例示的な提案された戦略は、動作SNRに応じて、適当なMIMO構成を選択する。]
[0082] 図7は、一つの例示的な実施態様に従った例示的なタイミング構造における例示的なインターバルのシーケンス(評価インターバル702、データ・インターバル704、評価インターバル706、データ・インターバル708、評価インターバル710、データ・インターバル712、評価インターバル714、...)を示す線図700を含む。幾つかの実施形態においては、いかなるトラフィック・データ信号(例えば、ユーザ・データ信号)も、評価インターバルにおいて通信されない。例示的なインターバルのシーケンスは、例えば、図1のフローチャート100の方法を実装している通信デバイスにおいて使用されても良い。この例示的な実施態様において、通信デバイスは、データ・インターバルの間、選択されたモード(例えば、単一偏波モード及び二重偏波モードのうちの一つ)のままであり、そして、通信デバイスは、選択されたモードにおいて、データ・インターバルの間、パイロット信号を受信し、評価する(前記パイロット信号は、データ・インターバルの間、トラフィック信号に加えて通信される)。しかし、データ・インターバルの終わりにおいて、通信デバイスは、続く評価インターバルの間に他のモードで通信されるパイロット信号を評価できるように、反対のオペレーションモードへ切り替える。それから、評価インターバルに続いて、通信デバイスは、次のデータ・インターバルのための選択モードに関して決定を行い、モードを切り替える機会をもつ。幾つかの実施態様において、データ・インターバルのためにどのモードを使用するべきかという決定は、前のデータ・インターバルの間に受信されるパイロット信号及び評価インターバルの間に受信されるパイロット信号に基づく。例えば推定されたSNR及び/又はランク情報のような情報は、決定をするのに用いられる。] 図1 図7
[0083] 矢印(716,720,724,728)は、それぞれ、続くデータ・インターバル(704,708,712)のために実行される切り替えの決定とともに、チャネル推定ベースの切り替え機会を識別する。矢印(718,722,726)は、それぞれ、通信デバイスが、前のデータ・インターバル(704,708,714)で以前に使用されたもの以外のモードにおいてチャネル状況を評価できるように、モード切り替えのための時点を識別する。]
[0084] 線図750は、評価目的のモード切り替え及びチャネル推定情報に基づくモード切り替えを説明する一つの例を示す。ブロック752は、通信デバイスが、初期の評価インターバルであるインターバル702の間、単一偏波オペレーションモード(例えば、二つの垂直偏波アンテナからの受信パイロット信号)で動作することを示す。チャネル品質(例えば、SNR及び/又はランク情報)は、受信されたパイロット信号に基づいて、判定される。時点716において、通信デバイスは、二重偏波オペレーションモードに切り替える決定を行い、二重偏波オペレーションモードに切り替える。データ・インターバル704の間、ブロック754により示されるように、通信デバイスは、二重偏波オペレーションモードのままである。二重偏波オペレーションモードの間、通信デバイスは、二つの異なる偏波方向のアンテナから(例えば、垂直偏波アンテナから及び水平偏波アンテナから)、パイロット信号を受信する。それから、時刻718において、通信デバイスは、単一偏波オペレーションモードに切り替える。ブロック756は、通信デバイスが、評価インターバル706の間、単一偏波オペレーションモードで動作すること(例えば、二つの垂直偏波アンテナからパイロット信号を受信する)を示す。チャネル状況に基づいて、通信デバイスは、単一偏波オペレーションモードのままであることに決定し、したがって、時点720において切り替えをしない。通信デバイスは、ブロック758により示されるデータ・インターバル708の間、選択された単一偏波モードのままであり、このインターバルの間、(例えば、二つの垂直偏波アンテナから)パイロット信号を受信する。]
[0085] 時点722において、通信デバイスは、ブロック760により示されるように、評価インターバル710のための二重偏波モードに切り替え、そして、通信デバイスは、第1及び第2の偏波方向アンテナの両方から、パイロット信号を受信する。このケースでは、切り替え機会724において、通信デバイスは、二重偏波モードを選択するので、ブロック762により示されるように、デバイスは、データ・インターバル712の間、二重偏波モードのままである。パイロット信号は、データ・インターバル712の間、両方向の偏波アンテナ上で受信される。それから、時刻726において、通信デバイスは、他のモード(それは単一偏波モードである)に切り替え、そして、ブロック764により示されるように、単一偏波モードが評価インターバル714のために使用される。通信デバイスは、時点728において、さらなる切り替え決定を行い、実行する。]
[0086] 幾つかの他の実施態様では、通信デバイスは、評価インターバルごとにモードを単一偏波モードに設定する(例えば、前のデータ・インターバルのモード・セッティングにかかわりなく)。幾つかの実施形態では、通信デバイスは、評価インターバルの間、両モードを評価する。例えば、評価インターバルの第1の部分の間、単一偏波モードにあるように制御され、評価インターバルの第2の部分の間、二重偏波モードにあるように制御される。]
[0087] 図8は、一つの例示的な実施態様に従った例示的なタイミング構造における例示的なインターバルのシーケンス(評価インターバル802、データ・インターバル804、評価インターバル806、データ・インターバル808、評価インターバル810、データ・インターバル812、評価インターバル814、...)を示す線図800を含む。幾つかの実施形態においては、いかなるトラフィック・データ信号(例えば、ユーザ・データ信号)も、評価インターバルにおいて通信されない。例示的なインターバルのシーケンスは、例えば、図1のフローチャート100の方法を実装している通信デバイスにおいて使用されても良い。] 図1 図8
[0088] この例示的な実施態様において、基地局は、幾つかの評価期間において、単一偏波パイロットを送信し、他の評価期間において、二重偏波パイロットを送信する(例えば、予め定められたパターンに従って)。評価期間の間に基地局により送信されるパイロットは、複数のモバイルにより用いられるために利用できる。一つの例示的な予め定められたパターンは、繰り返されるタイミング構造内で連続する評価期間について、単一偏波パイロットと二重偏波パイロットとの間で、送信が交互になることを示す。]
[0089] 通信デバイス(例えば、モバイル無線端末)(それはパイロットを受信し、評価する)は、送信のために使用されている予め定められたパターンを知っており、それゆえ、特定の評価インターバルに対応する指定されたモードに従って、そのオペレーションモードを設定する。]
[0090] この例示的な実施態様において、通信デバイスは、データ・インターバルの間、選択されたモード(例えば、単一偏波モード及び二重偏波モードのうちの一つ)のままであり、そして、通信デバイスは、選択されたモードにおいて、データ・インターバルの間、パイロット信号を受信し、評価する(前記パイロット信号は、データ・インターバルの間、トラフィック信号に加えて通信される)。しかし、データ・インターバルの終わりにおいて、通信デバイスは、特定の評価インターバルのために指定されたモードにおいて通信されるパイロット信号を評価できるように、評価インターバルに対応する予め定められたパターンに従ったオペレーションモードにセットされる。評価インターバルのために指定されたモードが前のデータ・インターバルとは異なるならば、通信デバイスはモードを切り替える。]
[0091] それから、評価インターバルに続いて、通信デバイスは、次のデータ・インターバルのための選択されたモードに関して決定を行い、モードを切り替える機会をもつ。幾つかの実施態様において、データ・インターバルのためにどのモードを使用するべきかという決定は、前のデータ・インターバルの間に受信されるパイロット信号及び/又は評価インターバルの間に受信されるパイロット信号に基づく。例えば推定されたSNR及び/又はランク情報のような情報は、決定をするのに用いられる。]
[0092] 矢印(816,820,824,828)は、それぞれ、続くデータ・インターバル(804,808,812)のために実行される切り替えの決定とともに、チャネル推定ベースの切り替え機会を識別する。矢印(818、822、826)は、通信デバイスが、評価期間のために使用されている予め定められたパターンに従って指定されるモードでチャネル状況を評価できるように、モード切り替えのための時点を識別する。]
[0093] スケッチ850は、評価目的のモード・セッティング及びチャネル推定情報に基づくモード切り替えを説明する一つの例を示す。この例では、モード・セッティングは、連続する評価インターバルについて交互になる。ブロック852は、通信デバイスが、初期の評価インターバルであるインターバル802の間、単一偏波オペレーションモード(例えば、二つの垂直偏波アンテナからの受信パイロット信号)で動作することを示す。チャネル品質(例えば、SNR及び/又はランク情報)は、受信されたパイロット信号に基づいて、判定される。時点816において、通信デバイスは、二重偏波オペレーションモードに切り替える決定を行い、二重偏波オペレーションモードに切り替える。データ・インターバル804の間、ブロック854により示されるように、通信デバイスは、二重偏波オペレーションモードのままである。二重偏波オペレーションモードの間、通信デバイスは、二つの異なる偏波方向のアンテナから(例えば、垂直偏波アンテナから及び水平偏波アンテナから)、パイロット信号を受信する。]
[0094] それから、時刻818において、通信デバイスは、予め定められた評価インターバル・パターンに従って、二重偏波オペレーションモードにセットされる。この場合、無線端末は、偶然、前データ・インターバルの間、二重偏波モードにあるので、無線端末は、二重モードのままである。幾つかの実施形態において、無線端末は、評価インターバル(例えば、インターバル806)を無視することを選択することができる。そこにおいて、それは、データ・インターバル・ウィンドウからパイロットを評価することができるので、評価インターバルのために予め定められた指定されたモードは、前のデータ・インターバルモードと同じである。それゆえ、そのようなシナリオにおいて、無線端末は、そのような評価インターバルの間、電力を節約し又は異なる機能を実行することができ、また、時々、そのようにする。]
[0095] ブロック856は、通信デバイスが、評価インターバル806の間、二重偏波オペレーションモードで動作すること(例えば、第1及び第2の偏波方向アンテナからパイロット信号を受信する)を示す。データ・インターバル804と評価インターバル806の両方が二重モードにあったので、通信デバイスは、ブロック858により示されるように、次のデータ・インターバル808の間、選択された二重偏波モードのままであり、このインターバルの間、(例えば、第1及び第2の偏波方向アンテナの両方から)パイロット信号を受信する。]
[0096] 時点822において、通信デバイスは、ブロック860により示されるように、評価インターバル810のための単一偏波モードに切り替え、そして、通信デバイスは、二つの垂直偏波アンテナからパイロット信号を受信する。このケースでは、切り替え機会824において、通信デバイスは、単一偏波モードを選択するので、ブロック862により示されるように、デバイスは、データ・インターバル812の間、単一偏波モードにセットされる。パイロット信号は、データ・インターバル812の間、二つの垂直偏波アンテナ上で受信される。それから、時刻826において、通信デバイスは、評価インターバルのために使用されている予め定められたパターンに従って二重偏波モードに切り替え、そして、ブロック864により示されるように、二重偏波モードが評価インターバル814のために使用される。通信デバイスは、時点828において、さらなる切り替え決定を行い、実行する。]
[0097] 幾つかの他の実施態様では、通信デバイスは、評価インターバルごとにモードを単一偏波モードに設定する(例えば、前のデータ・インターバルのモード・セッティングにかかわりなく)。幾つかの実施形態では、通信デバイスは、評価インターバルの間、両モードを評価する。例えば、評価インターバルの第1の部分の間、単一偏波モードにあるように制御され、評価インターバルの第2の部分の間、二重偏波モードにあるように制御される。]
[0098] 様々な実施態様の技術は、ソフトウェア、ハードウェア、及び/又は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせを使用して実装されても良い。様々な実施態様は、装置、例えば、モバイル・アクセス端末を始めとするモバイルノード、基地局、通信システムに向けられる。様々な実施態様はまた、方法、例えば、モバイルノード、基地局及び/又は通信システム(例えば、ホスト)を制御及び/又は操作する方法に向けられる。様々な実施態様はまた、機械(例えばコンピュータ)を方法の1又は複数のステップを実行するように制御するための機械読み取り可能なインストラクションを含む機械読み取り可能な媒体(例えば、ROM、RAM、CD、ハード・ディスクなど)に向けられる。]
[0099] 本明細書で説明される様々な実施形態においてノードは、1又は複数の方法に対応するステップ(例えば、信号処理、決定ステップ、メッセージ生成、メッセージ・シグナリング、スイッチング、受信及び/または送信ステップ)を実行するための1又は複数のモジュールを使用して実装される。それゆえ、幾つかの実施態様においては、様々な特徴がモジュールを使用して実装される。そのようなモジュールは、ソフトウェア、ハードウェア又はソフトウェアとハードウェアとの組み合わせを使用して実装されても良い。上述した方法又は方法ステップの多くは、メモリ・デバイス(例えば、RAM、フロッピー(登録商標)ディスクなど)を始めとする機械読み取り可能な媒体中に含まれ、例えば1又は複数のノードにおいて、上述した方法の全部又は一部を実行するように機械(例えば、更なるハードウェアの有無にかかわらない汎用コンピュータ)を制御するための、ソフトウェアを始めとする機械実行可能なインストラクションを用いて、実装されることができる。したがって、とりわけ、様々な実施態様は、機械(例えば、プロセッサ及び関連するハードウェア)に上記の(1又は複数の)方法のステップのうちの1又は複数を実行させるための機械実行可能なインストラクションを含む機械読み取り可能な媒体に向けられる。幾つかの実施態様は、本発明の1又は複数の方法におけるステップのうちの1つ、複数又は全部を実行するように構成されたプロセッサを含むデバイス(例えば、通信デバイス)に向けられる。]
[0100] 幾つかの実施形態においては、1又は複数のデバイス(例えば、無線端末を始めとする通信デバイス)の一つのプロセッサ又は複数のプロセッサ(例えば、複数のCPU)は、通信デバイスにより実行されるように説明された方法におけるステップを実行するように構成される。したがって、すべてとは限らないが幾つかの実施態様は、プロセッサが含まれるデバイスにより実行される様々な説明された方法における、ステップの各々に対応するモジュールを含むプロセッサを搭載したデバイス(例えば、通信デバイス)に向けられる。すべてとは限らないが幾つかの実施態様において、デバイス(例えば、通信デバイス)は、プロセッサが含まれるデバイスにより実行される様々な説明された方法における、ステップの各々に対応するモジュールを含む。モジュールは、ソフトウェア及び/又はハードウェアを用いて実装されても良い。]
[0101] OFDMシステムの文脈において説明されたが、様々な実施態様の方法及び装置の少なくとも一部は、多くの非OFDM及び/又は非セルラー・システムを含む広範囲にわたる通信システムに適用できる。]
[0102] 上述した様々な実施態様の方法及び装置に対する多数の更なる変形は、上述の説明を考慮すれば当業者にとって明らかであろう。そのような変形は、本範囲内であるとみなされるべきである。本方法及び装置は、CDMA、直交周波数分割多重(OFDM)、及び/又はアクセスノードとモバイルノードとの間に無線通信リンクを提供するのに使用し得る様々な他のタイプの通信技術とともに用いられても良く、また、様々な実施態様はそれらとともに用いられる。幾つかの実施形態においては、アクセスノードは、OFDM及び/又はCDMAを使用してモバイルノードとの通信リンクを確立する基地局として実装される。様々な実施態様においては、本方法を実装するために、モバイルノードは、受信機/送信機回路及び論理及び/又はルーチンを含むノートブック・コンピュータ、携帯情報端末(personal data assistant)(PDA)又は他の携帯機器として実装される。]
权利要求:

請求項1
第1の方向に偏波した第1のアンテナ素子と、第2の方向に偏波した第2のアンテナ素子(前記第1及び第2の方向は少なくとも45度異なっている)と、前記第1のアンテナ素子に接続された第1の信号処理モジュールと、前記第2のアンテナ素子に接続された第2の信号処理モジュールとを含む通信デバイス。
請求項2
前記1第及び第2の信号処理モジュールは、i)同一の周波数をもち且つ異なる偏波をもつ第1及び第2の受信信号からデータをリカバーすることと、ii)異なる偏波で送信される同一の周波数をもつ第1及び第2の信号を生成することのうちの一つのために使用される請求項1の通信デバイス。
請求項3
前記第1の方向に偏波した第3のアンテナ素子と、前記第2及び第3のアンテナ素子を前記第2の信号処理モジュールに接続させるために使用されるアンテナ切り替えモジュールとを更に含み、前記アンテナ切り替えモジュールは、その時々で、i)前記第2のアンテナ素子及びii)前記第3のアンテナ素子のうちの一つと、前記第2の処理モジュールとの間に、信号を選択的に通過させる請求項1の通信デバイス。
請求項4
受信信号からチャネル品質表示を生成するためのチャネル品質判定モジュールを更に含み、前記チャネル品質表示は、信号対雑音比値を含む請求項3の通信デバイス。
請求項5
チャネル品質情報の送信を制御するためのチャネル品質情報送信制御モジュールを更に含み、前記チャネル品質情報は、前記信号対雑音比値、及び、i)前記通信デバイスへの送信のために使用される送信機アンテナと、該送信機アンテナと同じ偏波をもつ前記通信デバイスに含まれる受信アンテナとの間のチャネル・マトリックスに対するランク情報と、ii)更なる信号対雑音比情報とのうちの一つを含む請求項4の通信デバイス。
請求項6
アンテナモード表示信号の受信を検出するための、及び、二重偏波オペレーションモードと単一偏波オペレーションモードとのうちの一つを示す情報をリカバーするための、アンテナモード表示信号検出モジュールを更に含む請求項5の通信デバイス。
請求項7
前記生成されたチャネル品質表示に応じて、二重偏波オペレーションモードと単一偏波オペレーションモードとの間で選択するためのアンテナモード選択モジュールを更に含む請求項4の通信デバイス。
請求項8
選択されたアンテナオペレーションモードを示す信号を生成するためのアンテナモード表示信号生成モジュールと、前記アンテナモード表示信号の送信を制御するためのアンテナモード表示信号送信制御モジュールとを更に含む請求項7の通信デバイス。
請求項9
前記二重偏波オペレーションモードが選択される場合には、前記アンテナ切り替えモジュールは、前記第2のアンテナ素子を前記第2の信号処理モジュールに接続させるように制御され、前記単一偏波オペレーションモードが選択される場合には、前記アンテナ切り替えモジュールは、前記第3のアンテナ素子を前記第2の信号処理モジュールに接続させるように制御される請求項4の通信デバイス。
請求項10
前記第1の方向は、垂直方向であり、前記第2の方向は、水平方向である請求項9の通信デバイス。
請求項11
受信されたチャネル品質情報に応じて、二重偏波オペレーションモードと単一偏波オペレーションモードとの間で選択するためのアンテナモード選択モジュールを更に含み、前記二重偏波オペレーションモードが選択される場合には、前記第1及び第2のアンテナからの信号が通信をサポートするのに使用され、前記単一偏波オペレーションモードが選択される場合には、前記第1及び前記第3のアンテナ素子が通信をサポートするのに使用される請求項2の通信デバイス。
請求項12
前記通信デバイスは、送受信機であり、前記通信デバイスは、前記通信デバイスが送信オペレーションモードで動作するか又は受信オペレーションモードで動作するかを制御するための送信機/受信機モード制御モジュールと、受信された信号に応じて、二重偏波オペレーションモードと単一偏波オペレーションモードとの間で選択するためのアンテナモード選択モジュールとを更に備え、前記アンテナモード選択モジュールは、前記アンテナモード表示信号に基づいて二重偏波オペレーションモード又は単一偏波オペレーションモードを選択する請求項2の通信デバイス。
請求項13
前記受信された信号は、アンテナモード表示信号である請求項12の通信デバイス。
請求項14
前記受信された信号は、これからチャネル品質推定が作られる信号であり、前記アンテナモード選択モジュールは、前記チャネル品質推定が第1のチャネル品質を示す場合には、二重偏波オペレーションモードを選択し、前記チャネル品質推定が前記第1のチャネル品質より低い第2のチャネル品質を示す場合には、単一偏波オペレーションモードを選択する請求項12の通信デバイス。
請求項15
前記選択されたアンテナオペレーションモードを示す信号を生成するためのアンテナモード表示信号生成モジュールと、前記アンテナモード表示信号の送信を制御するためのアンテナモード表示信号送信制御モジュールとを更に含む請求項14の通信デバイス
請求項16
無線通信デバイスを操作する方法において、前記方法は、二重偏波アンテナオペレーションモードにおける第1の期間の間に動作することと、単一偏波アンテナオペレーションモードにおける第2の期間の間に動作することを含み、前記第1及び第2の期間は異なるものである方法。
請求項17
i)チャネル品質推定と、ii)受信されたアンテナモード表示信号とのうちの一つに基づいて、前記二重偏波アンテナオペレーションモードと前記単一偏波アンテナオペレーションモードとの間で選択することを更に含む請求項16の方法。
請求項18
前記選択ステップが、前記二重偏波アンテナオペレーションモードと前記単一偏波アンテナオペレーションモードとのうち、前記無線通信デバイスが動作している現在のオペレーションモードとは異なる一つを選択する場合に、前記二重偏波アンテナオペレーションモードと前記単一偏波アンテナオペレーションモードとの間で切り替えることを更に含む請求項17の方法。
請求項19
前記選択することは、チャネル品質推定に基づくものであり、前記方法は、前記無線通信デバイスへの送信のために使用される送信機アンテナと、前記送信機アンテナの偏波と同じ偏波をもつ前記無線通信デバイスに含まれる受信アンテナとの間のチャネル・マトリックスに対するランク情報を生成することと、前記チャネル品質推定及び前記生成されたランク情報に基づいて、前記二重偏波アンテナオペレーションモードと前記単一偏波アンテナオペレーションモードとの間での選択を行うことを更に含む請求項18の方法。
請求項20
エアーリンク上にアンテナモード表示信号を送信することを更に含む請求項19の方法。
請求項21
前記選択することは、受信されたアンテナモード表示信号に基づくものであり、前記選択することは、受信された前記アンテナモード表示信号により示されるアンテナオペレーションモードを検出することと、前記受信された信号により示される前記アンテナオペレーションモードを選択することを含む請求項18の方法。
請求項22
前記二重偏波アンテナオペレーションモードが選択される場合に、前記方法は、互いに対して75度を超えて偏波された第1及び第2のアンテナにより出力される信号からデータをリカバーすることを更に含み、前記単一偏波アンテナオペレーションモードが選択される場合に、前記方法は、異なる方向に偏波されたアンテナの出力を使用することなしに、前記第1の方向に偏波された複数のアンテナにより出力される信号からデータをリカバーすることを更に含む請求項17の方法。
請求項23
前記第1及び第2の方向は、それぞれ、垂直及び水平の方向である請求項22の方法。
請求項24
前記二重偏波アンテナオペレーションモードが選択される場合に、前記方法は、第1のアンテナ及び第2のアンテナ(前記第1及び第2のアンテナは、互いに対して75度を超えて偏波されたものである)からデータを送信することを更に含み、前記単一偏波アンテナオペレーションモードが選択される場合に、前記方法は、異なる方向に偏波されたアンテナ上でデータを送信することなしに、前記第1の方向に偏波された複数のアンテナからデータを送信することを更に含む請求項17の方法。
請求項25
前記切り替えることは、前記無線通信デバイスが、前記二重偏波アンテナオペレーションモードと前記単一偏波アンテナオペレーションモードとの間で切り替えることを許される予め定められたタイミング構造内の特定の時間上の時点において実行される請求項18の方法。
請求項26
通信デバイスにおいて、二重偏波アンテナオペレーションモードにおける第1の期間の間に前記デバイスを操作するための手段と、単一偏波アンテナオペレーションモードにおける第2の期間の間に前記デバイスを操作するための手段とを含み、前記第1及び第2の期間は、異なるものである通信デバイス。
請求項27
i)チャネル品質推定と、ii)受信されたアンテナモード表示信号とのうちの一つに基づいて、前記二重偏波アンテナオペレーションモードと前記単一偏波アンテナオペレーションモードとの間で選択するための手段を更に含む請求項26のデバイス。
請求項28
前記切り替えることは、前記二重偏波アンテナオペレーションモードと前記単一偏波アンテナオペレーションモードとのうち、前記無線通信デバイスが動作している現在のオペレーションモードとは異なる一つを選択する場合に、前記二重偏波アンテナオペレーションモードと前記単一偏波アンテナオペレーションモードとの間で実行される請求項27のデバイス。
請求項29
方法を実行するようにデバイスを制御するための機械実行可能なインストラクションを実現するコンピュータ読み取り可能な媒体において、前記方法は、二重偏波アンテナオペレーションモードにおける第1の期間の間に動作することと、単一偏波アンテナオペレーションモードにおける第2の期間の間に動作することを含み、前記第1及び第2の期間は異なるものであるコンピュータ読み取り可能な媒体。
請求項30
前記方法は、i)チャネル品質推定と、ii)受信されたアンテナモード表示信号とのうちの一つに基づいて、前記二重偏波アンテナオペレーションモードと前記単一偏波アンテナオペレーションモードとの間で選択することを更に含む請求項29のコンピュータ読み取り可能な媒体。
請求項31
前記方法は、前記二重偏波アンテナオペレーションモードと前記単一偏波アンテナオペレーションモードとのうち、前記無線通信デバイスが動作している現在のオペレーションモードとは異なる一つを選択する場合に、前記二重偏波アンテナオペレーションモードと前記単一偏波アンテナオペレーションモードとの間で切り替えることを更に含む請求項30のコンピュータ読み取り可能な媒体。
請求項32
無線通信デバイスにおいて、二重偏波アンテナオペレーションモードにおける第1の期間の間に動作するように、また、単一偏波アンテナオペレーションモードにおける第2の期間の間に動作するように、前記デバイスを制御するように構成されたプロセッサを含み、前記第1及び第2の期間は異なるものである無線通信デバイス。
請求項33
前記プロセッサは、i)チャネル品質推定と、ii)受信されたアンテナモード表示信号とのうちの一つに基づいて、前記第1及び第2のオペレーションモードの間で選択するように更に構成された請求項32のデバイス。
請求項34
前記選択ステップが、前記第1及び第2のオペレーションモードのうち、前記無線通信デバイスが動作している現在のオペレーションモードとは異なる一つを選択する場合に、前記二重偏波アンテナオペレーションモードと前記単一偏波アンテナオペレーションモードとの間で切り替えるように更に構成された請求項33のデバイス。
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